江別市は大麻地区、野幌地区、江別地区の3地区に大きく分けられます。
野幌は、現在ではJR函館本線野幌駅を中心とした江別市内の1つの地域のみを指す地名となっていますが、元来は野幌丘陵（野幌原野とも言う）一帯を指す地域の地名であり、その範囲としては、西は札幌市厚別区を流れる野津幌川両岸、南は北広島市西の里や北の里の一部が含まれます。

　野幌産の煉瓦は、市内ほか周辺地域の土壌に多く含まれる野幌粘土を原材料としており、褐色及び赤い色が特徴です。
　鉄道やトンネル・橋などのインフラ、サイロ、学校、民家、駅舎や倉庫建物などに用いられ、北海道近代化に貢献しました。
現在も市内には江別市「歴史的れんが建造物保存活用事業」の一環として、400棟を越える煉瓦造りの建造物が保存されています。
なお江別市では現在でも3か所の煉瓦工場が稼働し、国内の20パーセント以上のシェアを占める、日本有数の煉瓦生産地となっています。

　江別市・札幌市厚別区・北広島市の3市にまたがる北海道立の自然公園です。
広い天然林を中心に、北海道百年記念塔をはじめとした自然と歴史に接するための施設が付属しています。
公園面積は2,051ヘクタールで、このうち78%を占める国有林は｢昭和の森野幌｣として、自然休養林に指定されており、また一部は特別天然記念物に指定されています。